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第34話 『本気です!』
このコラムを書かせて頂く様になって、早いもので5ヶ月がたちました。  

始めは、ランサーズのメンバー達の様子をつづった学級日誌のような感じでしたが、今では、私自身のチアリーデングへの思い、野球への思い、そして生徒達や私自身の子供達へのメッセージまでも、書かせて頂いています。このような機会を与えて頂いたことを、心からうれしく思い、関係者の方々には言葉で言い尽くせないほど感謝をしております。  

思いがけない時に、思いがけない方から、応援のメッセージを頂いたり、いろいろアドバイスを頂いたりと、この5ヶ月の間に、ランサーズ日記を通して多くの方々と知り合い、そして心を通わせることができました。その人の輪は私にとってかけがえのない大切な財産となりました。    

ランサーズ日記がきっかけとなり、私は、また、新たな試みを始めることができるようになりました。
 現在発売中の健康情報誌「安心」5月号に、私の実体験のことが掲載されています。  第8話をお読みになった編集者の方が声をかけてくださったのです。
 その中で、私は、2番目の子供を産んだ後、ダンスから遠のき、体重が10キロ以上も増え体調を崩してしまったこと、股関節の柔軟体操によって8キロの減量に成功したこと、などをお話ししています。そして、最後に年齢不問のチアリーデイングチームのメンバー募集の声かけをしています。  

発売開始直後から、多くのお電話を頂きました。
「あの話は本気なんですか?」 「運動神経が鈍いのですけれど、できますか?」―――などなど。
私はもちろん本気です。

  今、才能ある多くの日本人の女性が、本場アメリカでチアリーダーとして大活躍をしています。日本国内でもプロ野球、Jリーグの世界にチアリーデイングやダンスが進出をし、数多くの若くて美しい女性達が、スタジアムで華を添えています。

  25年前、「いつか、日本でも、チアリーダーが認められる日がくる」と信じ、チアー・ダンスの普及に努めた初代プロチアリーデイングチームのメンバーの一人であった私は、今のこの状況を心からうれしく思っています。

 なぜなら、私達が、現役として活動をさせて頂いていた頃は、ダンスに対する日本人の意識は低く、なかなか受け入れては頂けませんでした。
それどころか 「女がピッチにあがるなんてーーー。」 「神聖なグランドで女が踊るなんてーーー。」 と、決して、歓迎される存在ではありませんでした。  

NFLのチアリーダーのオーデイションを受けたくて、応募用紙を取り寄せても(今のようにインターネットなどという便利なものはありませんでしたから、全て電話あるいは、郵便による連絡手段で、大変な労力と時間とお金がかかりました)国籍が日本、という事実だけで受けることさえ許してもらえませんでした。努力さえすれば、国内外で様々なチャンスをつかむことができる現在の若い女性たちがうらやましくてなりません。  

ダンスが好きでたまらなかったのに、どのようにして演技のチャンスをもらったらよいかわからなかった人、家庭の事情でダンスのレッスンを受けることができなかった人―――そんな方々が、(私と同じ世代には)大勢いらっしゃるのではないでしょうか?   チアーやダンスは、一生、楽しめるスポーツ。始めた年齢がいくつであっても、決して遅すぎることはありません。私は、一人でも多くの方々にダンスの楽しさと喜びを味わって頂きたいと願っています。
  年齢不問のチアリーデイングチーム―――私は思いっきり本気です。
<2005-04-12>
 
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