マスターズリーグとは ルール チーム・選手紹介 イベント スポンサーリンク
 

第49話 『野球って楽しいよ!』
2005年の茅ヶ崎高校の文化祭―――それは私にとって、きっといつまでも心に残る大切な思い出となりました。

  おそろいの黒いTシャツに、白い水玉模様の赤いスカートのチアリーダー達が元気に踊っています。
本人達は一生懸命なのに、体育館を埋め尽くしたたくさんの人の間には、たくさんの笑い。みんな、拍手喝采の大喜びをしています。 でも、その演技をしているのは、茅ヶ崎高校チアリーデイング部員ではありません。  

ランサーズのメンバーより、ずっと体格のいいゴツイ生徒達―――そう、男子生徒たちが演技をしているのです。

野球部のK、M、HそれにJ、サッカー部のK、バレー部のO、テニス部のKとA,インターハイにまで行った水泳部のS。お祭り事には欠かせないCにM。入学以来ずっと、茅ヶ崎高校の学校行事を盛り上げてくれていた男子生徒たちが、チームを作り、チアーの演技をしているのです。  小さな頃から、野球しかしたことのなかった子達が、いつもはグランドでボールを追っていた子が、そして、おおよそダンスとは無縁だった子達が、みんな楽しそうに踊っています。  観客席の最前列には、その演技を指導したチアリーデイング部員の3年生達が勢ぞろいして、心配そうに見守っています。

 覚えたばかりの踊りを一生懸命に、でも、楽しそうに踊っているその姿を見て、私はハラハラドキドキ。でも、無事終わった時には、胸が熱くなってしまいました。それぞれが勝手に踊っている荒削りなダンスでしたけれど、妙に心に響く演技だったのです。ダンスの楽しさをあらためて見せてもらったような気がしました。

  先日、久しぶりに心にしみる素敵なスピーチを聞きました。
 17年間の選手生活に別れを告げた、広島東洋カープの野村謙二郎選手の引退セレモニーでのスピーチでした。  
お世話になった人々への感謝の言葉を述べた後、野村選手は、スタジアムにいる子供達に向かって、こう語りかけたのです。  

「野球って、楽しいよ!」
「野球って、いいもんだぞ!」

 人には言えないような苦難と痛みに耐え、壮絶な現役生活を過ごしたベテランの選手が語った、この言葉には、不思議なまでの重みがありました。涙が出そうになりました。

  これまでにも、何度か書かせて頂きましたけれど、ダンスがうまくなるには、他のスポーツと同じように、繰り返し繰り返し同じことをやり続けられる忍耐力が必要です。疲れていても体中が痛くても、我慢して、毎日毎日、基本練習を続ける―――そういう努力の積み重ねがあって始めて人の心に届く演技をすることができるのです。

  でも、音楽に合わせて、気持ちのままに体を動かすダンスの、その心地よさと言ったら―――とても言葉では表現することができません。  その楽しさと喜びを、一人でも多くの人たちに、味わってほしいと私は思っています。
野村選手のように、感動的なスピーチをすることはできません。でも、私も大きな声で叫びたいと思います。

「ダンスって楽しいよ!」

今シーズンもまた、マスターズリーグの5回裏、
多くの皆様と一緒に踊れることを、メンバー一同、心から楽しみにしております。
 
<2005-10-18>
 
■バックナンバーはこちら■

▲トップページへ▲
 
お問い合わせ 会社概要   Copyright (C) MASTERS LEAGUE Inc. All rights reserved.