ランサーズ日記 第68話 「成功させて!」
今日は鎌倉霊園に眠る母に会いに行きました。
11月4日の演技の成功と、ランサーズのメンバー達の無事を母にお願いするため。
私はあまり信心深いほうではありません。大学入試の時にも教員採用試験の時も神仏に祈願に行ったことはありませんでした。
(もっとも、自分の子供の時は、湯島天神にお願いにいきましたけれど)
3年前、始めてマスターズリーグで演技をさせて頂くチャンスを得た時は、不安とか恐怖とか、そんなことを感じている余裕などなく全く無くただ、がむしゃらでした。
2年目の昨年は
「前の年より良いものを」
と願い、前年度より緊張はしたものの演技の構成を考えるのにも少し余裕がありました。
でも、3年目の今年は‐‐‐
正直言って
「こわくてたまらない!」
演技のことを考えるたびに手のひらに冷や汗をかくほどです。
私の意図することを若いメンバー達がどこまで理解し、演じてくれるか‐‐。
そして、私の演出を大阪の皆さんが楽しんでくださるかどうか‐‐‐?
考えれば考えるほど、不安が募ります。
母はランサーズ日記19話でも書きましたとおり、良妻賢母を絵で描いたような人でした。
今でも、私の最も尊敬する女性です。
「母だったら‐‐」
困ったこと、苦しいことがあると、いつでもそう考えます。
墓石を磨きながら、雑草をとりながら、ずっと母のことを考えていました。
「成功させて!」
「ゆかりちゃん(母は私がいくつになっても、ずっと、そう私のことを呼んでいました)
なら大丈夫!」
「力を貸して!」
「自信を持って!」
天国にいる母と無言の会話をしていました。
11月3日、大阪に出発する時、母の遺影も一緒に持っていくつもりです。
「成功させて!」
10月15日(日)